1. トップ >
  2. サステナビリティ >
  3. ESGの取組み > ガバナンス >
  4. 取締役の実効性評価

ガバナンス 取締役の実効性評価

 

取締役の専門性と経験

  1. 取締役会を構成する取締役の専門分野をマトリクスにて示すもので、各取締役の有するスキル及び期待されるスキルのうち主なものに「●」をつけております。
  2. どのスキルを有するかについては、スキル項目に関係する専門資格のほか、スキルにかかわる業務経験や役職の経験に基づき判断しております。

専門的分野の定義/期待する点

取締役の実効性評価

当社は、取締役会の実効性を高め企業価値の向上を図ることを目的として、当社の「コーポレート ガバナンス基本方針」に基づき、2020年度における当社取締役会の実効性について分析・評価を行いましたので、以下の通り結果の概要を公表いたします。

1. 分析・評価の方法

自己評価・分析につきましては、外部機関の助言を得ながら以下の方法で行いました。

2021年3月にOSJBホールディングス株式会社(本年4月1日付けで当社を存続会社とする合併により消滅)の取締役会の構成員である全ての取締役(監査等委員含む)を対象に、外部機関に直接回答する方法でアンケートを実施いたしました。(なお、アンケート対象となる取締役会の構成員に変化はございません。)外部機関からの集計結果の報告を踏まえたうえ、2021年5月の定時取締役会において、その内容を分析・審議し、取締役会の実効性確保の状況を確認いたしました。併せて今回の結果を踏まえた対応について、取締役会において審議及び確認を行いました。

2. 評価項目

全ての取締役(監査等委員含む)に対するアンケート(5段階評価の選択式設問および記述式設問。合計40問)。設問はコーポレートガバナンス・コードの改訂内容等を踏まえつつ、外部機関の助言を得ながら作成。

  1. 取締役会の構成
  2. 取締役会の運営
  3. 取締役会の議論
  4. 取締役会のモニタリング機能
  5. 社外取締役(監査等委員含む)のパフォーマンス
  6. 取締役(監査等委員含む)に対する支援体制
  7. トレーニング
  8. 株主(投資家)との対話
  9. 取締役自身の取組み
  10. 総括

3. 分析・評価結果の概要

アンケートの回答から、当社取締役会は、適切な頻度で開催されており、概ね取締役会の構成や運営、議論等の実効性は全体として確保されていると認識しました。
前回実施した実効性評価における諸課題に対するこれまでの主な取り組みは、以下の通りです。

  1. 中長期的な経営戦略の審議の充実を図るため、会議資料の論点整理や議事の事前スケジュール化を進め、コーポレートガバナンス・コード改訂に伴う事項については、計画的に数回の審議機会を設け、以下の各種方針や対応等を決定。
    1. ① サステナビリティ基本方針策定、マテリアリティ選定、気候変動問題に対処する体制整備等
    2. ② 事業ポートフォリオ戦略、多様性確保等の経営資源に関する対応
    3. ③ 取締役のスキルマトリックスやサクセッションプランの策定
  2. 社外取締役の審議事項の理解度を高めるため、事前ブリーフィング会や情報共有を目的とした外部専門家による勉強会を開催し、現場や工場視察における職員との対話の機会を提供。

    アンケートの評価では、充分な審議時間の確保や、議案の背景や事業の理解度の向上を通じ、取締役会の審議の活性化や経営の監督機能の強化といった点で、着実な改善が認められました。

4. 今後の対応

当社取締役会は、今回の評価結果を踏まえ、取締役会の実効性の更なる向上を図るため、以下の対応に注力してまいります。

  1. サステナビリティ経営の定着

    基本方針に基づく各マテリアリティの目標設定やコーポレートガバナンス・コード改訂に伴う各種対策のモニタリング体制の整備と開示の充実を図る。

  2. 中長期的な企業価値創出を企図した戦略議論の更なる充実

    事業ポートフォリオや人的資本投資、デジタル技術(ICT、DX)における戦略等、次期中期経営計画を見据えた戦略審議の充実

  3. 取締役会の更なる実効性向上

    社外取締役の内外との対話機会の確保
    審議事項に関する必要な知識習得や事前の情報提供機会の一層の充実
    事務局機能の強化

PageTop