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PC桟橋

PC桟橋の施工事例
PC桟橋の施工事例
PC桟橋(プレストレストコンクリート製桟橋)は、工場で製作されたプレキャストPC桁を上部工に用いた桟橋です。PC桁はプレストレスの導入力によってひび割れの発生を抑えているため、厳しい海洋環境においても優れた耐久性を有しています。基本的な構造は、鋼管杭の杭頭部にRCの受梁を設け、その受梁上にプレキャストPC桁を敷き並べて、横方向にもプレストレスを導入し床版構造とします。受梁とPC桁を剛結としたラーメン構造が一般的となります。 なお、本工法の研究開発および普及活動などは、港湾PC構造物研究会にて行っております。また、(財)沿岸技術研究センターより、「PC桟橋技術マニュアル(2010年版) 平成22年7月」が発刊されています。

特長

  • 床版にプレキャストPC桁を用いていることから、支保工の必要がなく海上作業期間の短縮を図ることができます。
  • プレキャストPC桁を用いることで床版の長支間化が可能となり鋼管杭の本数を低減できるため、工費低減を図ることができます。
  • 鉄筋コンクリート床版に比べて上部工の軽量化を図ることができるため、耐震性に優れています。
  • 高品質・高強度のコンクリートを用いることから他工法と比べて耐久性に優れています。
PC桟橋の概要
PC桟橋の概要
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