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PCR工法

 
PCR桁の推進状況
PCR桁の推進状況
PCR工法(Prestressed Concrete Roof method)は、交差する鉄道や高速道路等の既設路線を供用しながらプレキャストPC桁を推進し、下路桁形式やトンネル形式の横断構造物を構築する非開削工法です。これまでに80件を超える実績があり、現在までのトンネル最大延長は60m(箱形トンネル形式)です。なお、本工法の設計・計画・施工の手引きの発刊および普及活動などはURT協会にて行っています。

NETIS登録等

NETIS登録番号:KT‐060040‐A

箱形トンネル形式

箱形トンネル形式

PCR桁箱形トンネル形式
PCR桁箱形トンネル形式
PCR桁を置換推進した後、直角方向にプレグラウトPC鋼材を用いてプレストレスを導入し箱形に一体化することで、PCボックスカルバートを構築する工法です。横断構造物の幅員が広い場合には、中間壁で支間の調整が可能です。中間壁間の最大幅員は14m程度、トンネル方向の最大延長は100m程度です。

下路桁形式

PCR桁主桁下路桁形式
PCR桁主桁下路桁形式
PCR桁を推進後、主桁(上部路線方向)とPCR桁(上部路線直角方向)はプレストレスを導入し、剛結合することで下路桁式のPC橋を構築する工法です。横断構造物の幅員方向は最大50m程度、トンネル方向の最大延長は20m程度です。

PCRダブルエレメント置換推進工法

工期や工費の更なる低減を目指して、ダブルエレメント桁(長方形断面)で角形鋼管2本を同時に置き換える、PCRダブルエレメント置換推進工法を開発しました。

PCR工法の耐震設計

PCR工法を鉄道横断構造物に用いる場合、「鉄道構造物等設計標準・同解説 耐震設計」(鉄道総合技術研究所)に準拠して耐震設計を行います。しかし、PCのカルバートに対する指標が明確ではないため、鉄道総合研究所監修のもと、(株)ジェイアール総研エンジニアリングとURT協会にて非線形解析による耐震性能照査方法を確立しています。

特長

  • 小エレメント推進であることに加え、上床部エレメントについてはフリクションカットプレート(摩擦低減用の薄板)を併用して推進することにより、上部路面の変状がほとんど生じません。
  • 箱形トンネル形式では置換推進方法を適用することにより、PCR桁を直接中堀推進する場合に比べて推進精度が向上します。また、障害物に遭遇しても確実に対処することが可能です。
  • 土被りを小さくできるため、アプローチを含めた全体工事費の低減と工期短縮が可能です。
  • 推進したPCR桁がそのまま本体構造物となるので、他工法より附帯工種が少なく合理的な工法です。
  • プレキャスト製品を使用し、現地でPCR桁方向および直角方向にプレストレス(箱形トンネル形式の場合)を与えるため、品質・耐久性に優れています。
  • プレキャスト製品は分割して製作することができるため、立坑の用地が狭い場合でも施工が可能です。

カタログ

PCR工法
(提供:URT協会PCR事務局)
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