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PC壁体

 
PC中空プレキャスト部材
PC中空プレキャスト部材
PC壁体は、角形のPC中空プレキャスト部材を中堀圧入工法にて自立させ、並列して施工することで、擁壁等の土留め構造物を構築する工法です。用途は幅広く道路擁壁・調整池(遊水池)・地下式調整池などの他、土砂崩れや地滑り防止の擁壁・造成地擁壁など種々の土留め構造物として使用できます。平面線形(曲線)への対応や擁壁天端高の変化にも対応できます。また、小型橋梁における橋台の基礎兼擁壁として直接PC壁体を用いることも可能であり、工期および工費の短縮を図ることが可能です。なお、本工法の研究開発および普及活動はPC壁体工業会にて行っています。

NETIS登録等

NETIS登録番号:KT‐990077‐A 掲載期間終了

特長

PC壁体の打込み
PC壁体の打込み
  • □500~900mmの断面形状があり、壁高9m程度までの自立式壁体構造物に適用が可能です。
  • 鋼管矢板等に比べて高い曲げ剛性を有しています。
  • 仮設用の山留めが不要なため、場所打ち杭と比較して工期短縮が可能です。
  • 打ち込み時に背面地山を乱さないため、都市部の狭い用地でも近接施工が可能です。
  • 騒音・振動が少なく、プレボーリングセメントミルク工法を併用することにより硬質地盤の施工も可能です。
  • 本体と同等以上の強度を持つ継手構造の施工が可能であるため、継杭として施工することができます。軟弱地盤などの影響で部材を長くする必要がある場合にも対応が可能です。(最大長実績 70m)
  • 運搬等の制約がある場合でも、部材を自由に分割し、短時間で繋ぎながら施工することが可能です。
道路擁壁 河川護岸 地下調整池
道路擁壁
河川護岸
地下調整池

カタログ

(提供:PC壁体工業会事務局)
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