ORS外フレーム工法（耐震補強）

補強前

補強後

耐震補強とリニューアルを兼ねたい場合に推奨します。
（高強度材料を使用することにより、斜材をなくすことを実現しました。採光・通風の確保もでき、デザイン性に優れた工法です。）

集合住宅、病院、庁舎、休みの短い学校などの補強に推奨します。
（建物外部のみの工事による、完全外付け補強工法です。）

建物を使いながら補強が可能な工法は他にも有りますが、現地作業が少ないため工期が短く、作業員が気になることも少ないです。
（部材のプレキャスト化により、現場作業が極端に少なくなります。）

耐震補強後も長く建物を使用したい場合に推奨します。
（高強度コンクリートを使用したＰＣ構造で、高耐久性を実現しました。）

外フレームの補強概要図

外フレーム耐震補強工法は、建物の外側に新たに補強フレームを構築し、その補強フレームと既存建物を接合することにより耐震性能を向上させる耐震補強工法です。専用工場で製作した柱・梁のプレキャスト部材を現場で組み立てる工業化工法で、現場作業の効率化・簡素化が図れ短期間で施工できます。
部材は高強度コンクリートを使用し、現場で柱・梁をＰＣ工法により圧着接合するため、耐震性・耐久性に優れた新設フレームを構築することができます。また、耐震改修と同時に外観リニューアルも兼ねることができ、資産価値を高めるために有効な手法としても評価されています。
住みながら採光・通風を確保した短期間施工が可能で、工事中の騒音・振動はわずかです。これまで、学校建築、集合住宅、医療施設、商業建物などで広い範囲に採用されています。

平成21年3月3日：「GBRC性能証明 第08-21号」を取得しました。