新しい技術
SIニューマ
オリエンタル白石は、コンピュータによる自動設計技術とロボット技術、環境対応技術 を最大限に活用して、ニューマチックケーソンの合理的な構造決定と、安全と環境に配慮した究極の省力化、完全無人化技術を構築し、SIニューマ工法と名付けました。
Ⅰ. 設計技術
合理的な設計支援システム
「ケーソン設計支援システム」をはじめとして、豊富な実績をもとに開発した設計システムにより、合理的なニューマチックケーソンの構造を提案します。
性能設計時代の設計解析技術
「性能設計」とは、自由度が高い半面、高度な技術力と豊富な経験を必要とします。オリエンタル白石では、「構造解析技術」や「地盤解析・実験技術」など、多様な保有技術を活かして、性能設計時代のニーズにお応えします。
Ⅱ. 施工技術
ケーソン遠隔操作技術
ケーソンショベル地上遠隔操作システム
ケーソンショベル自動メンテナンスシステム
ケーソンショベルのグリス注入等のメンテナンスを自動化しました。また、掘削機の状態を自動メンテナンスモニターにより遠隔操作で捉え、各計測項目より異常値を検出することができます。これにより、設備の不具合を早期発見することができます。
ケーソンロボット
無人平板載荷試験システム
大深度有人作業技術
ヘリウム混合ガス呼吸システム
減圧症の発症要因の一つは、体内に溶存した窒素ガスが減圧時に気泡化することです。
「ヘリウム混合ガス呼吸システム」は、深海潜水技術を応用たもので、呼吸空気として窒素量を少なくし、ヘリウムを添加して酸素量を調整した「ヘリウム・酸素・窒素の3種混合ガス」を使用します。
本システムにより、水面下70m(理論作業気圧0.7MPa)までのニューマチックケーソンの施工が可能です。
「ヘリウム混合ガス呼吸システム」は、深海潜水技術を応用たもので、呼吸空気として窒素量を少なくし、ヘリウムを添加して酸素量を調整した「ヘリウム・酸素・窒素の3種混合ガス」を使用します。
本システムにより、水面下70m(理論作業気圧0.7MPa)までのニューマチックケーソンの施工が可能です。
Ⅲ. 環境技術
騒音・振動対策技術
ニューマチックケーソン工法における騒音・振動の発生源としてはコンプレッサーの運転音、マテリアルロックからの排気音・漏気音等があります。
これらの騒音に対しては、下記に示す対策を行うことで十分な消音効果を得ることができます。
更なる騒音対策を必要とする住宅地等における立坑工事では、立坑の施工ヤード全体を防音ハウスで覆い施工する場合もあります。
これらの騒音に対しては、下記に示す対策を行うことで十分な消音効果を得ることができます。
更なる騒音対策を必要とする住宅地等における立坑工事では、立坑の施工ヤード全体を防音ハウスで覆い施工する場合もあります。
エアブロー防止技術
函内水位監視システム
函内水位監視システムは、刃口からの漏気が生じないように函内の水位をコントロールするためのもので、函内に送る圧縮空気は、地下水位によって決められるという原点に戻り、超音波距離計により函内水位を計測し、自動圧力調整装置による水位10cm単位での圧力調整を実施するシステムです。
《システム概略図》
特許・NETIS登録等
NETIS登録番号:KT-990443-V
スリムケーソン工法
スリムケーソン工法は、ケーソンが40m2未満の小口径ケーソンでも、機械化掘削が出来るように開発した工法です。
無人掘削システム及び大深度ニューマチックケーソン工法を利用することにより、大深度(0.69Mpaまで)の施工が可能となります。
この工法は狭隘地、近接施工、空頭制限等の制約条件が厳しい工事に最適な工法です。
無人掘削システム及び大深度ニューマチックケーソン工法を利用することにより、大深度(0.69Mpaまで)の施工が可能となります。
この工法は狭隘地、近接施工、空頭制限等の制約条件が厳しい工事に最適な工法です。
|
エコケーソン工法
地下水流動保全に配慮した地下構造物の構築方法として「Eco-ケーソン工法」を提案します。
ジオリフレケーソン工法
近年、工場や病院等の建替えや廃止に伴い、土壌汚染の問題が顕在化しています。
土壌調査の結果、基準値を上回る汚染が認められれば、汚染土の処理・浄化など必要な措置を講じなければなりません。
ニューマチックケーソン工法の特性を生かした原位置処理方法「ジオリフレケーソン工法」を提案します。
土壌調査の結果、基準値を上回る汚染が認められれば、汚染土の処理・浄化など必要な措置を講じなければなりません。
ニューマチックケーソン工法の特性を生かした原位置処理方法「ジオリフレケーソン工法」を提案します。