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リスク管理

 

リスク管理体制

事業継続計画(BCP)への取り組み

当社グループは、建設事業に携わる企業として、地震や風水害等の自然災害発生時における自社の業務継続を維持しながら、社会インフラの早期復旧に迅速に対応できることこそが、社会に貢献できる企業としての重要な責務であると位置づけ、各種取り組みを行っています。

現実の災害発生時には、何よりもまず第三者災害防止のための緊急対応が求められますが、加えて施工中現場の安全確保・作業再開に向けた点検・復旧対応、さらには建設業者として求められる緊急出動要請にも同時に応えなければなりません。

当社グループでは、これら非常時のレジリエンス対策の一環として、グループ各社が、国土交通省関東地方整備局・近畿地方整備局の「建設会社における災害時の事業継続力認定」の取得、あるいは各地域の地方自治体と「災害時支援協定」を締結するなどの取り組みをしており、有事の際に実効性を持った活動ができるかどうかの検証を含めたBCP訓練を各々行っています。

これら体制の準備構築により、過去の実際の自然災害時の土砂流出や道路構造物の決壊・崩落といった緊急事態においても、行政や関係機関と協力しながら、道路啓開や独自技術を活かした橋梁復旧対応を迅速に行うことができました。

また、社員とその家族の安否確認対応は欠かせないことから、迅速な自然災害時における緊急メール発信と安否返信による情報集約を目的とした「安否確認メールシステム」を活用し、グループの重要資本である『人財』の安全確保にも努めています。

関連子会社の増加に伴う当社グループ構成の変更により、新たに災害時の連携体制を再検証し、より重厚かつ機動的な相互連携の動きを確認すべく、2022年度よりグループ全社合同でのBCP訓練も実施しています。更なるグループ連携の強みを活かした災害発生時の相互扶助を念頭に緊急時のレスポンス強化に取り組んでまいります。

人権リスクの特定

当社グループは、近年、複雑化する人権課題に対応するため、当社「人権基本方針」に基づき代表的な人権リスクの特定とステークホルダーへの負の影響を特定しました。

人権リスクアセスメントプロセス

教育

人権尊重は、企業活動で関わるあらゆるステークホルダーに対して適切な配慮を行うことが重要であり、それを遂行する従業員一人ひとりの正しい知識と高い意識が必要です。オリエンタル白石グループは、コンプライアンス教育の一環として、人権教育を実施しています。

救済措置

通報制度

当社グループでは、コンプライアンス経営の取り組を強化するため内部通報制度を設け、人権に関する通報も可能となっています。

人権侵害の申し立てがあった場合には、速やかに調査し、人権への負の影響を是正し侵害された人権を救済する措置を講じます。

相談サービス

従業員またはその家族を対象として、電話または面談による専門カウンセラーによる相談を受けることができるサービスを提供しています。

  • 24時間電話健康医療相談サービス
  • メンタルヘルスカウンセリングサービス
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